世界の主要国から見る禁煙の推移

近年では日本だけでなく、世界でも禁煙の方向に進んでいます。特に海外では外でもタバコを吸う場所は限られており、日本の様に吸殻を自分で持ち帰れば、外ならばある程度どこでも吸うことの出来る環境よりもシビアであると言えます。
世界の主要国で禁煙している人口の推移を見てみると、1970年代前後はオランダやイギリスなどは50%を超えていた喫煙率も現在では約20%前後と低くなっています。フランスは1960年代で約30%程度と主要国の中では喫煙率が低い傾向にありましたが、現在では約25%程度と少し低くなっています。またアメリカも1960年代で約40%だったので低めの喫煙率でしたが、現在では約15%と非常に低い喫煙率になっています。アメリカは健康意識の高い国とも言えるのでその結果には納得することが出来ますが、世界の喫煙率が低くなったのはそれだけが原因でもありません。
日本のタバコ税は約60%ですが、イギリスでは77%、フランスでは75%、オランダでは72%とタバコにかかる税金が非常に高いことが分かります。またタバコの価格は日本では450円前後ですが、フランスでは約1,100円、イギリスでは約1,500円、オーストラリアでは約2,000円と非常に高いです。高く価格を設定し、高い税金にすることで国を挙げて禁煙を推奨している表れとも言えます。しかしアメリカのタバコ税は20%で、価格は州によって異なりますが700~1,500円なので比較的安いと言えるにも関わらず喫煙率が低いのですから、健康でいたいという意識は必要なのかもしれません。
タバコは健康に対して百害あって一利なし、とされるほど血管の病気を引き起こしたり、肺がんや喉頭がんなどのリスクを上げてしまいます。日本はまだ手に入れやすい価格ですが、一度、自分の健康のためにも禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。